宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙天気システムグループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2006/ 2/26 12:14 更新 太陽風速度は低速(350km/秒)になっています。太陽風磁場の乱れが始まるかもしれません。 担当 篠原 太陽風の速度は更に低下を続け、350km/秒と低速状態になっています。 一方、3nTまで下がっていた太陽風の磁場強度は、 増加する傾向に変わり、現在は6nTに達しています。 27日周期の図から、明日以降と予想していた太陽風の(小規模の)乱れの、 始まりが見えている可能性もあります。 ここまでは、磁場の南北成分が北寄り傾向に推移していたこともあり、 磁気圏のオーロラ活動はとても穏やかで、AE指数には全く変化が見えていません。 しかし、今日のACEの図の最後の部分では、-2nTくらいの太陽風磁場南向きの乱れが見えています。 これから、前周期(1月31日以降)の様な太陽風磁場の乱れが続くとすると、 (速度が遅いため)小規模ですがオーロラ活動もある程度活発になるでしょう。 放射線帯の高エネルギー電子はやや減少していますが、警戒レベルをまだ保っています。 もうしばらく注意が必要です。 太陽のフレア活動は穏やかです。 現在も無黒点の状態が続いています。 SOHO EIT284の太陽写真を見ると、東端が明るくなっています。 新しい活動領域が上がってきそうです。 SOHO衛星のEIT284カメラの映像 (c) SOHO (ESA & NASA)
ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SEC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット (太陽風版) 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) NOAA/SEC GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SEC SOHO衛星のMDIカメラによる太陽黒点 (c) SOHO (ESA & NASA) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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