宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙天気システムグループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2006/ 2/22 13:06 更新 太陽風の速度が650〜700km/秒に上昇しています。オーロラ活動も続いています。 担当 篠原 太陽風の速度が、昨日よりもう一段上昇して、650〜700km/秒に上がっています。 昨日の時点で、太陽風の磁場強度が下がっていたので、 これ以上の上昇は無いのではと考えていましたが、更に上昇が見られました。 27日周期の図で前周期と比較すると、2つの山だった高速風帯が、1つの山にくっついた様です。 最高速度も前回とほぼ同じ高さになっています。 前周期のデータを参考にすると、高速風はもう3日ほど、24日ころまで続くと思われます。 しかし、終わりの様子も変わっている可能性がありますので、今後の推移が注目されます。 太陽風磁場は、-3nT前後の南向きが度々見られています。 このため、オーロラ活動は引き続き活発に続いています。 AE指数では500nTの活動が何度も観測され、1000nTを越える変化も見られています。 ただ、磁場強度が下がってしまったために、速度が上がった割には活動度は下がった様で、 グラフの変化は昨日よりもいくぶん小さくなっています。 ACEの図の最後の部分では、磁場強度は3nTくらいに落ちていますので、 今後のオーロラの活動は小規模なものに限定されそうです。 放射線帯の高エネルギー電子密度は更に上昇しています。 青線のGOES10衛星の数値は、警戒ラインである10の4乗に達しました。 高速風が続いていますので、更に増加する可能性があります。 衛星の運用などでは注意が必要でしょう。 太陽面は無黒点が続いているそうです。 参照元のサイトが停止しているため、今日は太陽写真を掲載できませんでした。 X線のデータは最低レベルで推移しています。とても穏やかな太陽です。 ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SEC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット (太陽風版) 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT シベリアで観測された3日間の磁場データ 右側の3分の1が、昨日のデータになります。グラフが上がったり下がったりすると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) NICT GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化 (c) NOAA/SEC GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SEC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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