宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙天気システムグループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2006/ 2/17 13:32 更新 太陽風はやや速度を下げています(450km/秒)。磁気圏では小規模の活動が見られています。 担当 篠原 550km/秒くらいまで上昇していた太陽風の速度は、 昨日の夜、16日20時(世界時20日11時)ころからゆっくりと下がり始め、 17日2時(世界時16日17時)以降は450km/秒とやや速い状態で安定しています。 太陽風磁場は5nTくらいの普通の強度で安定しています。 オーロラ活動に繋がる南向き成分は、-2nTくらいの弱い変化が現れる程度です。 そのため、AE指数では300〜500nTの比較的小規模な活動が発生しています。 27日周期の図を見ると、前周期の1月23日以降は高速風が続いています。 これは、今周期では、明後日の2月19日以降に相当します。 SOHO EIT284の太陽写真を見ると、今日の写真と27日前の写真の両方に、 太陽の中心付近に細いコロナホールが見えています。 (濃さとしてはむしろ強くなっているように見えます) コロナホールとしては小規模なものですので、 この分布が高速風に直接つながっているのかどうかは分かりませんが、 全体的に太陽面の状況があまり変化していないようだ、ということは分かります。 従って、来週は前周期と似た太陽風の変化になる可能性が高そうです。 速度が上昇して、乱れ気味に推移しそうです。 太陽のフレア活動はとても穏やかです。 太陽の中心にとても小さな黒点が見えています。 SOHO衛星のEIT284カメラの映像 (c) SOHO (ESA & NASA)
ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SEC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット (太陽風版) 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) NOAA/SEC SOHO衛星のMDIカメラによる太陽黒点 (c) SOHO (ESA & NASA) | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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