宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙天気システムグループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2006/ 2/14 12:25 更新 磁気圏は静穏です。太陽のフレア活動も穏やかです。 担当 篠原 宇宙天気は穏やかな状態が続いています。 太陽では、フレア活動は極めて小さな変化が観測されているだけで、とても穏やかです。 SOHO EIT284の太陽写真で、東端(左端)付近に明るい部分が現れています。 黒点写真では、このあたりに白く白斑の姿を見ることができます。 小さく、黒点の様な点も見えますので、 明日あたりは黒点群として識別されているかもしれません。 太陽風は、速度370km/秒くらいの通常の速度でほぼ安定しています。 3nTくらいに弱まっていた太陽風磁場が、再び5nTに強まっています。 強さとしては普通のレベルなのですが、この磁場強度の変化に続いて、 太陽風の速度に変化が現れるかもしれません(大きく変化することはないでしょう)。 磁気圏の活動も概ね穏やかです。 AE指数のグラフでは、小さな変化が見えていますが、ほとんどの時間では静穏です。 太陽風の磁場が強度を戻していますので、今後、これが南向きの傾向になると、 小規模のオーロラ活動が見られるようになるでしょう。 SOHO衛星のEIT284カメラの映像 (c) SOHO (ESA & NASA)
SOHO衛星のMDIカメラによる太陽黒点 (c) SOHO (ESA & NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SEC ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SEC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット (太陽風版) 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
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