宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙天気システムグループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2006/ 2/15 12:35 更新 太陽風は速度に変化が見られていますが、穏やかです。磁気圏もとても静かです。 担当 篠原 太陽風は、速度が小規模の変化を示しています。 昨日のニュースの頃の370km/秒から、半日ほどかけて300km/秒近くまで下がりました。 その後、増加に転じて、現在は再び380km/秒まで戻しています。 遅い速度の中での変化ですので、磁気圏への影響はほとんどなく、 太陽風磁場が北寄り(赤線がプラス寄り)に推移していた事もあり、磁気圏活動はとても穏やかでした。 AE指数、シベリア磁場ともに、全く変化なく、ほとんど直線のグラフになっています。 この期間は、前周期でも小幅ですが速度の変動が見られていましたので、 その状態が残っているのでしょう。 引き続き速度変化が現れるかもしれませんが、大きく速度が上昇することはないでしょう。 SOHO EIT284の太陽写真には、中心付近にコロナホールの姿は無く、 今後も基本的には穏やかな太陽風が続くでしょう。 今日の写真の東寄り(左寄り)の部分に、 次に高速風を運んで来ると予想されるコロナホールの姿が見えているのですが、 まだはっきりしません。 明後日頃になると、もう少し見やすくなるでしょう。 太陽は結局、無黒点のままになっています。 フレア活動も穏やかな状態が続いてます。 SOHO衛星のEIT284カメラの映像 (c) SOHO (ESA & NASA)
ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SEC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT シベリアで観測された3日間の磁場データ 右側の3分の1が、昨日のデータになります。グラフが上がったり下がったりすると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット (太陽風版) 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) SOHO (ESA & NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SEC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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