宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙天気システムグループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2006/ 2/10 12:19 更新 太陽風は低速で(320km/秒)、磁気圏は穏やかです。これから速度の上昇が始まるでしょう。 担当 篠原 穏やかな状態が続いています。 太陽風は速度300km/秒前後とかなり遅い状態で安定しています。 磁場強度が2nTから4nTに急に強まる変化が見られていますが、 たいした乱れではありません。 オーロラ活動に影響する太陽風磁場の南北成分は、ほとんど0付近にとどまっています。 このように太陽風はとても穏やかで、そのため、地球の磁気圏もとても穏やかです。 AE指数のグラフにはほとんど変化が見えていません。 シベリア磁場も完全に平らなままです。 昨日、一昨日のニュースで述べましたが、 これから、小規模のコロナホールによる太陽風の速度の上昇が発生しそうです。 27日周期の図を参考にすると、今日か明日くらいに始まると思われます。 前回は乱れとしてはそれほど大きなものではなく、500km/秒に上がる程度でした。 今周期も同程度の変化が見られるのではないでしょうか。 太陽のフレア活動はとても穏やかです。 太陽写真に852黒点群の番号が付きましたが、黒点そのものは判別できません。 X線のグラフはほとんど変化がなくなっています。 SOHO衛星のEIT284カメラの映像 (c) SOHO (ESA & NASA)
ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SEC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT シベリアで観測された3日間の磁場データ 右側の3分の1が、昨日のデータになります。グラフが上がったり下がったりすると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット (太陽風版) 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) SOHO (ESA & NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SEC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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