宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙天気システムグループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2006/ 2/ 5 12:13 更新 太陽風磁場の強度が下がり、磁気圏は一段と穏やかになっています。太陽では、無黒点が続いています。 担当 篠原 太陽風磁場強度の強まりは終わり、磁場強度は5nTに下がっています。 南向きへの変動も小幅になり(-2〜-3nT)、磁気圏への影響もより小さくなっています。 速度は380km/秒前後でこれまでよりいくらか上がっていますが、 通常レベルといえるくらいの速度です。 オーロラの活動度を示すAE指数のグラフでは、200nTくらいの小さな変化が見えている程度で、 磁気圏は一段と穏やかになっています。 27日周期の図を見ると、現在の弱い速度の盛り上がりは、 前周期にも見られていたことが分かります(1月7〜8日)。 これも今日くらいで終わり、その後は低速になり、5日くらいとても穏やかな状態が続きそうです。 SOHO EIT284の太陽写真でも、太陽はぼんやりと濃淡のない姿に見えていて、 目立ったコロナホールは無く、この写真でも今後の穏やかな太陽風が予想できます。 太陽のフレア活動もまた、とても穏やかです。 暗いコロナホールが見られない様に、明るい活動領域もまたほとんど現れてないためです。 X線のグラフは最低レベルに下がったままです。 SOHO衛星のEIT284カメラの映像 (c) SOHO (ESA & NASA)
ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SEC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT シベリアで観測された3日間の磁場データ 右側の3分の1が、昨日のデータになります。グラフが上がったり下がったりすると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット (太陽風版) 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) SOHO (ESA & NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SEC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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