宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙天気システムグループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2006/ 2/ 4 13:05 更新 太陽風磁場の変動によって、小規模のオーロラ活動が発生しています。太陽はとても穏やかです。 担当 篠原 昨日のニュース以降も、太陽風磁場の強まりが続いていました。 磁場強度は8nT前後を保っていました。 南北成分も大きくゆったりと変化していて、 -5nT程度の南向きが2〜3時間続くという様な変化が何度も観測されています。 この影響で、小規模ですがオーロラ活動がたびたび発生しています。 AE指数のグラフ(宇宙天気ニュースでは久しぶりの登場です)では、 300〜500nTくらいの変化が観測されています。 活動が小規模なのは、太陽風の速度が360km/秒程度とやや遅めの状態にあるためです。 シベリア磁場データでも500nTの変化が観測されています。 ACEデータの最新の部分(図の右端)を見ると、磁場強度が5nTにやや下がっています。 過去の変化パターンを参考にすると、そろそろ太陽風磁場の強まりが終るのではないでしょうか。 太陽のフレア活動はとても穏やかな状態が続いています。 今日のX線のグラフには小さな変化が見えていますが、 これは本当に小さな点滅が太陽の東端(左端)付近で見られたためです。 SOHO EIT284の太陽写真で小さく明るく見えているあたりです。 この周辺は明るく見えていますので、そのうち小さな黒点群が姿を現すかもしれません。 いずれにせよ、太陽は引き続き穏やかな状態を続けるでしょう。 SOHO衛星のEIT284カメラの映像 (c) SOHO (ESA & NASA)
ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SEC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT シベリアで観測された3日間の磁場データ 右側の3分の1が、昨日のデータになります。グラフが上がったり下がったりすると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット (太陽風版) 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) NOAA/SEC SOHO衛星のMDIカメラによる太陽黒点 (c) SOHO (ESA & NASA) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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