宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙天気システムグループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2006/ 2/ 3 11:55 更新 太陽風速度は低速ですが(350km/秒)、南向き磁場の影響で小規模のオーロラ活動が発生しています。 担当 篠原 太陽風の磁場は、7nTくらいにやや強まった状態を続けています。 南北成分は、ゆっくりと南北に変化していて、 -5nTくらいのしっかりした南向きが、数時間続くという変化が見られています。 この安定した南向き磁場と関連して、オーロラなどの磁気圏活動が発生しています。 ただし、速度が遅いので(350km/秒)、発生している変動は小規模なものです。 AE指数では400nTくらいの変化が観測されています。 シベリア磁場データでも同程度の変化が見えています。 27日周期で前歴を調べると、この太陽風磁場の乱れは、 今日、明日くらいまで続きそうです。 速度上昇を伴わないので大きな磁気圏活動には繋がりませんが、 ちょうど良い時間帯に南向きが来ると、 極域ではきれいなオーロラを眺める事ができているのではないかと思います。 その後は、磁場強度が弱まり、速度が更に下がって、とても穏やかな状態になるでしょう。 放射線帯の高エネルギー電子は、密度をどんどん下げています。 すっかりレベルが下がっています。 太陽は無黒点状態が続いています。 X線レベルはたいへん低く、最低レベルでほぼ変化が見られないという状態です。 SOHO EIT284の太陽写真でも、明るい所が東西の端に見える程度になっています。 とても穏やかな太陽です。 SOHO衛星のEIT284カメラの映像 (c) SOHO (ESA & NASA)
ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SEC シベリアで観測された3日間の磁場データ 右側の3分の1が、昨日のデータになります。グラフが上がったり下がったりすると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット (太陽風版) 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) NOAA/SEC SOHO衛星のMDIカメラによる太陽黒点 (c) SOHO (ESA & NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SEC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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