宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙天気システムグループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2006/ 1/31 11:19 更新 太陽は無黒点になっています。太陽風速度は遅く、磁気圏は静穏です。 担当 篠原 太陽風は速度を350km/秒から310km/秒へと、更に下げています。 磁場強度も2nTと弱まったままです。 南北成分は南に北にとゆらめいていますが、その振幅は小さく+1〜-1nT程度です。 このため、磁気圏のオーロラ活動はとても静穏になっています。 シベリアの磁場データには全くと言っていいほど変化が現れていませんし、 地球規模でオーロラ活動を監視しているAE指数のグラフにも変化はほとんど見られませんでした。 SOHO EIT284で見える太陽の様子は、東半分(左半分)がのっぺりとしていて、 コロナホールに相当するような影は見えていません。 太陽風はこのまま穏やかな状態が続きそうです。 放射線帯高エネルギー電子の密度は、増加が止まり、いくらか減少しています。 まだ警戒レベルにありますが、ゆっくりと下がって行きそうです。 太陽のフレア活動もたいへん穏やかです。 X線のレベルはぐんぐんと下がっています。 太陽写真には黒点の姿は見えず、無黒点となっています。 SOHO EIT284の東端(左端)に明るい部分が無い事から、 新しい活動領域が上って来ることもなさそうです。 SOHO衛星のEIT284カメラの映像 (c) SOHO (ESA & NASA)
ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SEC シベリアで観測された3日間の磁場データ 右側の3分の1が、昨日のデータになります。グラフが上がったり下がったりすると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット (太陽風版) 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) NOAA/SEC GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SEC SOHO衛星のMDIカメラによる太陽黒点 (c) SOHO (ESA & NASA) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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