宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙天気システムグループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2006/ 1/28 14:27 更新 太陽風速度は550km/秒へ下がっています。小規模のオーロラ活動が続いています。 担当 篠原 速度650km/秒を越えるまで上昇していた太陽風ですが、 27日18時(世界時27日9時)頃から低下に転じ、ゆっくりと速度を下げ続けています。 現在は550km/秒まで下がっています。 太陽風の磁場は強度4nT。+2〜-2nTくらいの範囲で南北成分が細かく変化しています。 速度は高まっていましたが、南向き磁場が小さくなってしまったので、 磁気圏の活動は小規模なものへ弱まっています。 AE指数のグラフでは400nT規模の変動が度々見られていました。 シベリア磁場データでも、それらの変動の一部が観測されています。 前周期と速度変化の様子が変わってしまった事や、 対応するコロナホールがはっきり見えなかった事などで、 驚かされた太陽風速度の上昇でしたが、 2日程度の変化で終息しそうです。 この後の変化ですが、SOHO EIT284の太陽写真では、 真ん中に細長くコロナホールらしき影が見えています(左の写真)。 この影響が明後日あたりから見られるかもしれません。 規模が小さいので、それほどの影響は見られないのではないかと思いますが、 この部分の様子が前周期(右の写真)とは多少変わっていますので、 実際にどのような変化が現れるか注目されます。 放射線帯の高エネルギー電子の密度が更に増加し、警戒レベルに達しています。 更に増加する可能性もありますので、引き続き変化に注意が必要です。 太陽のフレア活動は穏やかです。 848黒点群は間もなく西に没します。 その後は、無黒点の太陽になりそうです。 SOHO衛星のEIT284カメラの映像 (c) SOHO (ESA & NASA)
ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SEC シベリアで観測された3日間の磁場データ 右側の3分の1が、昨日のデータになります。グラフが上がったり下がったりすると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット (太陽風版) 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) NOAA/SEC GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SEC SOHO衛星のMDIカメラによる太陽黒点 (c) SOHO (ESA & NASA) | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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