宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

 
当時「情報通信研究機構宇宙天気システムグループ」よりお届けした記事です
太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

リアルタイムデータ
27日周期 (NICT)
短期太陽風電子
太陽黒点 (SOHO)
太陽X線 (GOES)
活動領域 (NASA)
EIT284 (SOHO)
EIT195 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
コロナホール (NAOJ)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
衛星電子 (GOES)
衛星環境 (GOES)
沖縄磁場変動 (NICT)
Dst予測 (NICT)
AE指数 (NICT)
Dst (京都大学)
NICT磁力計 (NICT)
シベリア磁場 (NICT)
カナダ磁場 (CANOPUS)
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オーロラ(衛星) (NICT)
Alaskaカメラ (SALMON)
カナダカメラ (CANOPUS)

情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの全リスト)
2006/ 1/16 11:50 コロナホールの影響が始まりました。太陽風は430km/秒へ速度が上昇しています。引き続き上がりそうです。
2006/ 1/17 14:03 450km/秒のやや高速の太陽風が続いています。高速風帯は小規模になってしまったようです。
2006/ 1/18 12:32 太陽風は430-450km/秒で安定しています。磁気圏は概ね穏やかです。
2006/ 1/19 14:30 太陽風速度が再び上昇して、550km/秒に達しました。現在は450km/秒に下がっています。
2006/ 1/20 12:35 美しいCMEが観測されています。太陽風は460km/秒でやや高速です。
最新のニュース

2006/ 1/21 13:58 更新
太陽風は速度がやや下がって、420km/秒になっています。小規模のオーロラ活動が起こっています。

担当 篠原

太陽風はやや高速の状態を続けていました。
昨日より今朝くらいまで450km/秒くらいの状態が続いていました。
21日9時(世界時21日0時)頃にやや下がって、現在は420km/秒くらいです。
27日周期の図を見ると、1月16日からだらだらと450km/秒前後を維持していました。
上段の前周期の変化と比較すると、速度の山の雰囲気がずいぶん変わっています。

オーロラは、時間帯によってやや活発な状態になっていた様です。
シベリア磁場データでは500nTくらいの変化が観測されています。
ACEの磁場データが-2〜-4nTくらいの南を向いていた時間帯(20日21時〜21日3時・世界時20日12〜18時)に、
ちょうど夜に回り込んだためでしょう。
現在も太陽風磁場は、弱いですが南寄りの傾向を見せています。
小規模なオーロラ活動が続いていそうです。

太陽では848黒点群がいくらか大きくなっています。
しかし、フレア活動は起こしておらず、穏やかなままです。



SOHO衛星EIT284カメラの映像
(c) SOHO (ESA & NASA)

最新映像


ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SEC



27日の太陽周期に合わせたデータプロット (太陽風版)
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) NICT
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
シベリアで観測された3日間の磁場データ
右側の3分の1が、昨日のデータになります。グラフが上がったり下がったりすると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) NICT



SOHO衛星のMDIカメラによる太陽黒点
(c) SOHO (ESA & NASA)



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SEC





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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。