宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙天気システムグループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2006/ 1/19 14:30 更新 太陽風速度が再び上昇して、550km/秒に達しました。現在は450km/秒に下がっています。 担当 篠原 予想を覆して、昨日のニュース以降に太陽風速度が再び上昇しました。 ゆっくりと上昇して、19日0時(世界時18日15時)頃に550km/秒くらいまで上がりました。 6時間ほどその状態が続き、その後はゆっくりと低下に転じています。 現在は450km/秒くらいに戻っています。 この影響で、オーロラ活動が強まって、シベリアでは600nTの変動が観測されています。 また、アラスカのライブカメラでも、ずいぶんきれいなオーロラが撮影されていました。 速度は既に下がり始めていますので、今回の太陽風の乱れもこれで一段落となりそうです。 久しぶりに、放射線帯の高エネルギー電子の様子を見てみましょう。 GOESデータの赤線と青線を見てください。 現在は、10の2乗の付近にあり、十分低いレベルです。 人工衛星などへの影響を考慮する警戒レベルとしては、 10の4乗のラインがひとつの目安となっています。 高速の太陽風が続くと、高エネルギー電子の量が増加する傾向があります。 今回はたいした高速風ではありませんでしたが、今後の電子密度はどうなるでしょうか。 太陽のフレア活動は穏やかです。 太陽の南東(左下)に新しい黒点群が見えています。小規模の黒点群です。 X線のグラフに小さな山が見えていますが、これは847黒点群で見られたものです。 SOHO衛星のEIT284カメラの映像 (c) SOHO (ESA & NASA)
ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SEC シベリアで観測された3日間の磁場データ 右側の3分の1が、昨日のデータになります。グラフが上がったり下がったりすると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット (太陽風版) 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) NOAA/SEC SOHO衛星のMDIカメラによる太陽黒点 (c) SOHO (ESA & NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SEC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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