宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

 
当時「情報通信研究機構宇宙天気システムグループ」よりお届けした記事です
太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

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これまでの経過 (過去のニュースの全リスト)
2006/ 1/15 15:45 太陽は350km/秒へ小幅の速度上昇をしています。コロナホールの影響はまだはっきりしません。
2006/ 1/16 11:50 コロナホールの影響が始まりました。太陽風は430km/秒へ速度が上昇しています。引き続き上がりそうです。
2006/ 1/17 14:03 450km/秒のやや高速の太陽風が続いています。高速風帯は小規模になってしまったようです。
2006/ 1/18 12:32 太陽風は430-450km/秒で安定しています。磁気圏は概ね穏やかです。
2006/ 1/19 14:30 太陽風速度が再び上昇して、550km/秒に達しました。現在は450km/秒に下がっています。
最新のニュース

2006/ 1/20 12:35 更新
美しいCMEが観測されています。太陽風は460km/秒でやや高速です。

担当 篠原

SOHO衛星のLASCO C3カメラが、美しいCME(太陽ガスの放出現象)を捉えています。
この写真では、19日21時(19日12時)頃から見え始め、南東(左下)に飛び出しています。
同じく、SOHO EIT195の写真を見ると、
この直前に太陽の北東(左上)側でフィラメント消失が発生しています。
タイミングは合っていますが、方向が北東と南東とずいぶん違っているので、
これがそのまま原因と言ってよいのかどうか良くわかりません。
NOAA SECのコメントでは、ガスは地球へ向かっては飛んで来ていないだろうとのことです。

太陽風は速度460km/秒で安定しています。
やや高速というところでしょうか。
太陽風磁場は南北に数nTくらいで変化しています。
このため、小規模のオーロラ活動が続いている様です。
シベリアでも300nTくらいと小さいですが、変化が観測されています。
これから太陽風は次第に速度を下げて、一層穏やかになって行くと思われます。

ここへ来て、興味深い事が起きています。
太陽の南東(左下)に848黒点群ができています。
昨日より規模をやや大きくしていますが、この影響と言えるのか、
このあたりにあったコロナホールが淡くなって、見えにくくなっているのです。
SOHO EIT284で今日の写真(左)と、27日前の12月24日の写真(右)を比較してください。
太陽の東端(左端)近くに見えていたコロナホールの姿が、かすかになっています。
毎回、このコロナホールによって高速太陽風が地球にやってきていたのですが、
今周期は少し様子が変わるかもしれません(27日周期の図の12月27日以降の高速風です)。
1月23日以降の太陽風の変化に注目してください。

太陽のフレア活動は穏やかです。
848黒点群が大きくなっていますが、目立った活動は起こしていません。

昨日のニュースでお話しした放射線帯の高エネルギー電子は、
レベルは低いですが昨日よりも増加しています。



SOHO LASCO C3カメラが捉えた、1月19日のCME(太陽ガスの放出現象)。
(c) ESA & NASA


SOHO衛星EIT284カメラの映像
(c) SOHO (ESA & NASA)

1/20 01:06 UT

12/24 02:26 UT


ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SEC



シベリアで観測された3日間の磁場データ
右側の3分の1が、昨日のデータになります。グラフが上がったり下がったりすると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット (太陽風版)
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) NICT
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
SOHO衛星のMDIカメラによる太陽黒点
(c) SOHO (ESA & NASA)



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SEC



GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化
(c) NOAA/SEC





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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。