宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙天気システムグループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2006/ 1/10 10:42 更新 太陽、太陽風、磁気圏と宇宙天気はとても穏やかです。 担当 篠原 SOHO衛星のLASCO C3カメラに明るい星が飛び込んできました。 こちらで動画をご覧下さい。 この明るい星は、金星です。 太陽と地球の間を、地球を追い越して通り抜けようとしている(内合といいます)ところです。 宇宙天気は、とても穏やかな状態が続いています。 太陽風は速度が300km/秒に下がったままで、ほぼ安定しています。 磁場強度は5nTと普通のレベルです。 オーロラ活動につながる南北成分の変化は、 ACEの図の前半ではわずかに南向き(-1nT)の成分が見えていますが、 後半は5nT近いしっかりした北向きになっています。 ほとんど南を向かなかったことと、そもそも速度が遅いため、 オーロラ活動はほとんど見られなかった様です。 シベリア磁場データには全く変化が観測されていません。 太陽風は引き続き穏やかな状態を続けると予想されます。 SOHO EIT284の太陽写真でも、太陽のコロナはぼんやりと均一に見えていて、 コロナホールなどの構造は見えていません。 逆に、明るい領域(黒点群など活動的な領域)もほとんど見えていません。 このため、GOES衛星のX線のグラフは更にレベルが低下しています。 フレア活動は見られていません。 黒点は小さな845群がかろうじて見えているだけです。 太陽も穏やかな状態が続くでしょう。 SOHO LASCO C3カメラに見えて来た、内合前の金星。 (c) ESA & NASA SOHO衛星のEIT284カメラの映像 (c) SOHO (ESA & NASA)
ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SEC シベリアで観測された3日間の磁場データ 右側の3分の1が、昨日のデータになります。グラフが上がったり下がったりすると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット (太陽風版) 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) NOAA/SEC SOHO衛星のMDIカメラによる太陽黒点 (c) SOHO (ESA & NASA) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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