宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙天気システムグループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2005/12/23 13:25 更新 太陽風は通常の速度(420km/秒)に下がっています。磁気圏はとても穏やかです。 担当 篠原 太陽風はゆっくりと速度を下げています。 昨日の450km/秒から、現在は420km/秒と通常の速度レベルに下がりました。 太陽風磁場も、強度が4nTくらいにやや弱まっています。 南北成分はやや北寄りの傾向が見られ、南に向いても弱い強度です。 このため、磁気圏はとても穏やかになっています。 シベリアの磁場データでは、NOKのデータしか記録されていませんが、 全く変化が見えていません。 他の観測データも同様にとても静穏でした。 太陽風はこのまま穏やかな状態を3〜4日続けるでしょう。 その後、コロナホールによる高速太陽風がやってきます。 コロナホールはSOHO EIT284の写真の左側に次第に姿を現してきました。 また、高速風の1日ほど前には、太陽風磁場のセクター境界が来ると思われます。 太陽のX線データでは、小さなCクラスの小規模フレアが2回ほど観測されています。 これは、太陽の北東(左上)に見えてきた838黒点群が起こしているものです。 今日の太陽写真には番号はまだ書かれていませんが、中心から左上に黒点群の姿が見えています。 今のところ規模は小さいので、大きなフレアを起こす事はありません。 SOHO衛星のEIT284カメラの映像 (c) SOHO (ESA & NASA)
ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SEC シベリアで観測された3日間の磁場データ 右側の3分の1が、昨日のデータになります。グラフが上がったり下がったりすると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット (太陽風版) 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) NOAA/SEC SOHO衛星のMDIカメラによる太陽黒点 (c) SOHO (ESA & NASA) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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