宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙天気システムグループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2005/12/20 12:19 更新 コロナホールによる太陽風の乱れが始まりました。オーロラもやや活動的になっています。 担当 篠原 予想より1日ほど早く、コロナホールによる太陽風の乱れが始まりました。 19日19時(世界時19日10時)頃から太陽風磁場が強まり始め、速度も上昇を始めました。 磁場強度は15nTに強まり、南北に振れて-10nTくらいの南向きになったりしています。 磁場強度は現在も10〜15nTあり、強い状態です。 一方、速度はゆっくりと上昇を続け、現在、500km/秒にまで上がっています。 磁場強度がまだ強い状態を続けている事から、速度はもう一段上昇する可能性があります。 前周期のこの期間は、ゆっくりと500km/秒にまで上がるという程度の変化でしたが、 今回は立ち上がり方が早くなっている様に感じます。 強い南向き磁場が現れている影響で、磁気圏も刺激を受けています。 速度が遅いため、比較的小規模の活動ですが、 シベリア磁場データでは600nTくらいの変動が観測されています。 SOHO EIT284では、中心から右下に降りたところにコロナホールが見えています。 コロナホールは小さなものです。 太陽風の乱れはそれほど長く続かない様に思われますが、どうなるでしょうか。 前周期は3日ほど、速度がやや高まった状態がつづきました。 太陽面では、837黒点群の規模がやや大きくなっています。 フレア活動は全体的に穏やかです。 SOHO衛星のEIT284カメラの映像 (c) SOHO (ESA & NASA)
ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SEC シベリアで観測された3日間の磁場データ 右側の3分の1が、昨日のデータになります。グラフが上がったり下がったりすると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット (太陽風版) 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) SOHO (ESA & NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SEC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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