宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙天気システムグループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2005/12/21 13:17 更新 太陽風は600km/秒まで上がりました。既に低下傾向にあります。オーロラも活発でした。 担当 篠原 昨日のニュース以降、太陽風の速度はもう少し上昇して、600km/秒に達しました。 その後、570km/秒くらいを半日ほど続けました。 21日5時(世界時20日20時)くらいからゆっくりと低下に転じて、現在は500km/秒くらいです。 早くも、コロナホールの高速風領域から抜け始めた様です。 27日周期の図をご覧下さい。 緑色の太陽風速度のグラフが、急に立ち上がって、既に下がる兆しを見せています。 もうしばらく見続ける必要がありますが、 コロナホールが小規模だったので、期間は続かなかったということになりそうです。 速度が上がったため、オーロラ活動も活発に続いています。 アラスカのライブカメラでもオーロラが楽しめた様です。 シベリアの磁場データでは、昨日よりやや強く、700nTくらいの変化が見えています。 太陽風磁場がそれほど南を向かなかったので、激しい活動にはなっていません。 コロナホールは西に過ぎ去って、太陽風は穏やかな状態に戻るでしょう。 次の擾乱要因は26日頃から始まります。 27日周期の図の前周期(11月30日以降)に見えている、高速太陽風領域です。 太陽のフレア活動は穏やかです。 新しい黒点群は現れていません。 SOHO衛星のEIT284カメラの映像 (c) SOHO (ESA & NASA)
ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SEC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット (太陽風版) 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
右側の3分の1が、昨日のデータになります。グラフが上がったり下がったりすると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) NICT SOHO衛星のMDIカメラによる太陽黒点 (c) SOHO (ESA & NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SEC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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