宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙天気システムグループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2005/12/ 6 13:04 更新 太陽風は通常レベルまで速度が下がりました。磁気圏もとても静穏です。 担当 篠原 太陽風の速度はどんどん低下して、400km/秒の通常レベルに戻りました。 これまでのところ、CME(太陽ガスの放出現象)による目立った乱れは観測されていません。 このまま何事も無く過ぎて行きそうです。 速度の低下と、磁場の南向きがほとんど見られなくなったことで、 磁気圏はとても静穏になっています。 昨日以降のシベリアの磁場データ(右端3分の1)は、真っ平らで、なにも変化が観測されていません。 SOHO EIT284の太陽写真の更新が止まっています。 衛星の軌道の関係で定期的にやって来る、停止期間に入ったようです。 今後の予想のために、27日周期の図を参考にすると、 これから太陽風の速度は遅い状態が続くでしょう。 27日前の前周期のデータでは、11月9日から2日ほど穏やかに過ぎた後、 11月11日から太陽風の磁場が乱れて、オーロラ活動が活発になっています。 この変化はもう一つ前の周期にも見えていて、今回どうなるのか興味が持たれます。 太陽のフレア活動は穏やかです。 826、828、831の黒点群は、X線の動画を見ると、 小さなちらつきを続けてはいますが、規模はとても小さなものばかりです。 黒点群としての規模も縮小傾向にあります。 ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SEC シベリアで観測された3日間の磁場データ 右側の3分の1が、昨日のデータになります。グラフが上がったり下がったりすると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット (太陽風版) 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) SOHO (ESA & NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SEC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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