宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙天気システムグループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2005/12/ 2 11:50 更新 高速の太陽風が続いています(700km/秒)。826黒点群が小規模フレアを頻繁に起こしています。 担当 篠原 高速の太陽風が続いています。 太陽風は引き続き700km/秒と高速状態を保っています。 27日周期の図を見ると、高速風領域に入って3日目に入った事が分かります。 前周期のデータと比較すると、今日あたりが高速風の中心部にあたる様です。 太陽風の磁場は強度が5nTでほぼ安定しています。 概ね北向きに推移していて、-3〜-5nT程度の南向きが比較的短い時間見られることがあります。 南向きはあまり続きませんが、速度が速いためにオーロラ活動は刺激を受けて、 小規模ですが頻繁に発生している様です。 シベリアの磁場データを見ると、200〜400nTの変化が何度も現れています。 高速太陽風は明日いっぱい続くでしょう。 明後日以降は次第に速度が下がっていきそうです。 磁場強度も落ちて、オーロラ活動は次第に弱まっていくでしょう。 太陽では、826黒点群が活発な活動を続けています。 Cクラスの小規模フレアを何度も発生させています。 Mクラスの中規模フレアを起こす可能性も高まっていますので、注意が必要です。 826黒点群の左に小さな新しい黒点群が現れています。 ここも小規模なフレア活動を見せており、今後の変化に注意が必要でしょう。 SOHO衛星のEIT284カメラの映像 (c) SOHO (ESA & NASA)
ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SEC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット (太陽風版) 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
右側の3分の1が、昨日のデータになります。グラフが上がったり下がったりすると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) NICT SOHO衛星のMDIカメラによる太陽黒点 (c) SOHO (ESA & NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SEC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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