宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙天気システムグループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2005/11/25 14:04 更新 コロナホールのため太陽風が500km/秒に上がっています。オーロラもやや活発に発生しています。 担当 篠原 昨日、速度が400km/秒近くに下がっていた太陽風ですが、 その後再び上昇を始め、480〜500km/秒付近で安定しています。 昨日の太陽風磁場の強まりは、この速度上昇と関係していた様です。 今日掲載しているSOHO EIT284の写真は、昨日の写真と同じものですが、 この写真の南側に見えている小規模のコロナホールの影響が地球に及んでいると思われます。 磁気圏への影響を決める、太陽風磁場の南北成分は、 今日のACEの図の前半では-2nTくらいの弱い南向きが続いています。 この影響もあってか、シベリアでは600nTくらいのやや活発なオーロラ活動が見られています。 そして、ACEの図の後半では、-5nTくらいの大きさで振動するような変化に変わっています。 シベリアはもう観測に適した時間を外れてしまっていますが、 極域では引き続いてオーロラ活動が発生していると思われます。 むしろ、今の方が活動は強まっているかもしれません。 太陽風の磁場は既に弱まり始め、現在は5nTに下がっています。 したがって、高速風がこれ以上あがることはなさそうです。 コロナホールの規模も小さい事から、比較的早く速度の低下が始まるのではないでしょうか。 太陽のフレア活動は、とても穏やかです。 822黒点群は今日が最後の姿でしょう。 残るのは、小さな824黒点群だけです。 SOHO衛星のEIT284カメラの映像 (c) SOHO (ESA & NASA)
ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SEC シベリアで観測された3日間の磁場データ 右側の3分の1が、昨日のデータになります。グラフが上がったり下がったりすると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット (太陽風版) 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) SOHO (ESA & NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SEC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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