宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙天気システムグループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2005/11/24 14:06 更新 太陽風は一時高速(500km/秒)になりましたが、現在は400km/秒に戻っています。磁気圏は概ね静穏です。 担当 篠原 昨夜のニュースの後、太陽風はもう少し速度を上げ、500km/秒に達しました。 しかし、500km/秒に達したところで低下を始め、 緩やかに下がって、現在は400km/秒の通常の速度に戻っています。 一方、磁場強度は10nTに上がったままです。 南北成分は小さく、+3nTと-3nTの間を揺れている状態です。 オーロラは弱い活動がシベリアの磁場データに見えています。 400nT程度の変化幅です。 今後の展開ですが、27日周期で前周期の変化を参考にすると、 この後は速度も遅くなり、穏やかな太陽風が5日近く続きそうです。 ただ、太陽風の磁場強度が強まったままなのが気になります。 SOHO EIT284の太陽写真には、南半球(下側)に細いコロナホールが見えています。 前周期はここからの影響はありませんでしたが、今回いくらか影響があるのかもしれません。 太陽は穏やかです。 822黒点群は間もなく太陽の向こう側に去りそうです。 824群は小さく、フレア活動は起こしていません。 SOHO衛星のEIT284カメラの映像 (c) SOHO (ESA & NASA)
ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SEC シベリアで観測された3日間の磁場データ 右側の3分の1が、昨日のデータになります。グラフが上がったり下がったりすると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット (太陽風版) 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) SOHO (ESA & NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SEC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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