宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙天気システムグループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2005/11/23 20:37 更新 太陽風の速度が通常レベル(430km/秒)に戻っています。オーロラ活動が活発になりそうです。 担当 篠原 更新が遅くなり申し訳ありません。 掲載しているACEデータでは前半部が流れてしまいましたが、 太陽風磁場が-3〜-5nTの南向きのまま、半日ほど続くという状態が発生していました。 ただし、太陽風の速度は320km/秒と遅いままです。 この南向き磁場の影響で、オーロラが活発になっていた様です。 シベリアの磁場データを見ると、変化幅が最大で800nTに達するオーロラ活動が観測されています。 速度が遅かったので大きな活動にはつながっていませんが、ある程度の規模の活動は続いていた様です。 太陽風磁場は南向きが一旦弱まりますが、 23日6時(世界時22日21時)からは、速度の上昇が始まっています。 現在、速度は430km/秒と通常レベルを越えつつあります。 また、それとともに磁場強度が10nT程度に強まっています。 前周期に見えていた、高速風領域の名残りでしょうか。 磁場強度が上がっているので、速度はもう一段上昇する可能性があります。 強まった太陽風磁場はここでも南寄りを卓越して運んでいます。 このため、磁気圏の活動が刺激を受けそうです。 今回は、速度がやや上がっていますので、オーロラの活動もより活発になる可能性があります。 シベリアの磁場データで変化が観測されるのは、これからです。 太陽では、822黒点群が次第に西の端に近づいてきました。 もはや目立ったフレア活動はなく、穏やかな太陽です。 SOHO衛星のEIT284カメラの映像 (c) SOHO (ESA & NASA)
ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SEC シベリアで観測された3日間の磁場データ 右側の3分の1が、昨日のデータになります。グラフが上がったり下がったりすると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット (太陽風版) 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) SOHO (ESA & NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SEC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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