宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙天気システムグループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2005/11/21 12:26 更新 太陽風は穏やかですが、南向き磁場の影響で小規模のオーロラ活動が見えています。822黒点群は縮小傾向にあります。 担当 篠原 太陽風は400km/秒前後の穏やかな速度が続いています。 昨日より、緩やかに下がる傾向が見られています。 太陽風磁場も5nTと普通の状態ですが、-4nT程度の南向きが比較的長時間現れています。 この影響でオーロラ活動が刺激を受け、小規模な活動が続いている様です。 シベリアの磁場データを見ると、最大と最小の幅で約600nTの変化が観測されています。 27日周期の図を参考にすると、これからセクターの境界が現れ、 コロナホールによる太陽風速度の増加が現れることになりそうです。 ただし、SOHO EIT284で見えるコロナホールの分布が、前周期とかなり変わっていますので、 太陽風の様子も変わるのではないかと思います。 今周期(11月19日)と、前周期(10月23日)のEIT284の写真を並べて掲載します。 全体的にコロナホールが淡くなって、見えなくなっています。 今日、明日にかけての太陽風の変化に注目してください。 822黒点群はかなり弱まってきました。 小さいCクラスの小規模フレアを起こしてはいますが、黒点群としての規模の縮小傾向が見えてきました。 一方、東の端から新しく824黒点群が上がってきました。 規模は小さい様です。 SOHO衛星のEIT284カメラの映像 (c) SOHO (ESA & NASA)
ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SEC シベリアで観測された3日間の磁場データ 右側の3分の1が、昨日のデータになります。グラフが上がったり下がったりすると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット (太陽風版) 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) SOHO (ESA & NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SEC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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