宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙天気システムグループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2005/11/16 12:06 更新 M1.4の中規模フレアが発生しました。822黒点群は活動を続けています。 担当 篠原 822黒点群が16日2時半(世界時15日17時半)にM1.4の中規模フレアを起こしました。 822黒点群は規模も大きく、X線の動画を見ると細かく明滅を続けています。 引き続き活発な活動を続けそうです。 また、この中規模フレアは比較的継続時間の長いタイプで、 CME(太陽ガスの放出現象)を伴っている可能性があります。 SOHOの最新画像が十分に届いていないため、詳細が分かるにはもうしばらく待つ必要があります。 太陽風は速度をやや下げています。現在は380km/秒くらいです。 磁場強度は5nT。-2nT程度の弱い南向き成分が見られています。 このため、小規模なオーロラ活動は発生していた様です。 シベリア磁場データでも、TIKで小さな変化が見えています。 基本的に太陽風も磁気圏もこのまま穏やかに推移すると思われます。 明日くらいに太陽風磁場のセクター境界を越えそうです。 27日前のデータでは、その翌日(世界時10月21日)くらいにちょっとした太陽風の乱れが発生していましたが、 今周期も同様の変化が見られるのでしょうか。 SOHO衛星のEIT284カメラの映像 (c) SOHO (ESA & NASA)
GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SEC SOHO衛星のMDIカメラによる太陽黒点 (c) SOHO (ESA & NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SEC シベリアで観測された3日間の磁場データ 右側の3分の1が、昨日のデータになります。グラフが上がったり下がったりすると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット (太陽風版) 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
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