宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙天気システムグループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2005/11/12 13:42 更新 太陽風の速度が420km/秒と通常レベルに上がっています。磁気圏は概ね静穏です。 担当 篠原 太陽風の速度はやや上がって、420km/秒になっています。通常の速度です。 磁場強度もやや強まっていて、8nT前後が続いています。 27日周期の図を見ると、前周期と良く似た変化をしていることが分かります。 この図で(世界時です)、11月11日(全周期10月15日)にセクター境界を越え(2列目青線)、 それとともに、太陽風磁場強度(3列目青線)が緩やかに上昇しています。 また、太陽風の速度(緑線)もゆっくりあがっています。 このことから、今後も同様に類似した変化が続くとすると、 これから4日くらい速度が400km/秒前後、磁場強度はやや高め、という太陽風が続きそうです。 前周期は、太陽風磁場の南向きが頻繁に現れていましたので、 オーロラ活動もやや活発に見られていました。 今周期はどうなるでしょうか。 放射線帯高エネルギー電子は、密度を下げています。 太陽X線はややレベルを上げています。 SOHO EIT284の写真を見ると、東の端から新しい活動領域が上ってきたためでしょうか。 フレア活動はみられていません。静かな太陽です。 SOHO衛星のEIT284カメラの映像 (c) SOHO (ESA & NASA)
ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SEC シベリアで観測された3日間の磁場データ 右側の3分の1が、昨日のデータになります。グラフが上がったり下がったりすると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット (太陽風版) 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) NOAA/SEC GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SEC SOHO衛星のMDIカメラによる太陽黒点 (c) SOHO (ESA & NASA) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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