宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙天気システムグループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2005/11/ 8 15:08 更新 太陽風速度が減少してきました。宇宙天気は静穏な状態です。 担当 北村 先日より続いていた高速太陽風は、今日になって徐々に速度を下げてきました。 この後も速度は下げていくと思われます。 全周期の高速太陽風と比較すると、今回の方が約1日程長く高速状態を継続しています。 これは、原因となったコロナホールが27日かけて1週する間に 少し大きくなったためだと考えられます。 太陽活動は非常に静穏で、GOES X線フラックスを見てもらうと分かるように、 目立った太陽フレアーは発生していません。 太陽風の南向き成分(赤いグラフ)はほぼゼロ付近で変動しており、 磁気圏活動には、あまり大きな影響を与えていないようです。 シベリア磁場データを見ていただくと、グラフがほとんど変化していないのが 分かると思います。 この先は、目立ったコロナホールや大きな太陽黒点は見当たらないため、 宇宙天気は静穏な状態が続きそうです。 ただし、太陽風磁場の南向き成分の変動によっては、中小規模のオーロラ嵐が 発生する可能性はあります。 SOHO衛星のEIT284カメラの映像 (c) SOHO (ESA & NASA)
ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SEC SOHO衛星のMDIカメラによる太陽黒点 (c) SOHO (ESA & NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SEC シベリアで観測された3日間の磁場データ 右側の3分の1が、昨日のデータになります。グラフが上がったり下がったりすると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット (太陽風版) 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
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