宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙天気システムグループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2005/10/30 20:57 更新 太陽風は低速で(340km/秒)、宇宙天気は穏やかです。 担当 篠原 NICTの内部が停電だったため、昨日より更新できなくなっていました。 太陽風は速度が下がって、340km/秒と遅くなっています。 磁場強度は4nT前後で、太陽風は穏やかな状態です。 セクター境界が来ているようで、ACEの図の後半で磁場がやや乱れています。 これは、大きな乱れにはならないでしょう。 シベリアの磁場データを見ると、昨日、一昨日と小規模な活動が見えているだけで、 穏やかな状態が続いています。 SOHO EIT284の太陽面はのっぺりとしていて、コロナホールなどは見られず、 太陽風は引き続き穏やかな状態が続きそうです。 太陽のフレア活動もとても穏やかです。 SOHO EIT284の太陽写真では、東側(左側)が明るくなっています。 久しぶりに活動的な領域が上がってくるのかもしれません。 GOESのX線のグラフでも、この影響でわずかですがレベルが上がっています。 SOHO衛星のEIT284カメラの映像 (c) SOHO (ESA & NASA)
ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SEC シベリアで観測された3日間の磁場データ 右側の3分の1が、昨日のデータになります。グラフが上がったり下がったりすると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) NICT GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SEC SOHO衛星のMDIカメラによる太陽黒点 (c) SOHO (ESA & NASA) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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