宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙天気システムグループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2005/10/19 10:48 更新 太陽風は穏やかです(速度360km/秒)。小規模のオーロラ活動は見られています。 担当 篠原 太陽風は速度360km/秒前後と、やや遅めの状態で安定しています。 太陽風磁場も強度5nT前後と普通のレベルで安定しています。 太陽風は、穏やかな状態が続いています。 磁場の南北成分は、ゆっくりと南北に変化していて、 南向きになったときには極域にオーロラ活動を起こしています。 アラスカのライブカメラの動画を掲載します。 月がまだ大きいため、写真では昼間の様に明るい雪景色と青空になっています。 純粋にオーロラの光を楽しむには不利ですが、 アラスカの冬景色とともにオーロラを楽しむのもいいものです。 (実際に人間の目で見た時にも、こんなに明るいわけではありません) シベリアの磁場データでも、小規模のオーロラの活動が観測されています。 振幅にして-300nTの変化が観測されています。 ただし、2日前、3日前よりはおとなしくなっています。 今後も太陽風、オーロラ活動はこの様な状態が続くと思われます。 太陽のフレアもとても穏やかです。 X線のデータには全く変化が見られません。 黒点も小さなものが1個見えているだけです。 (相変わらず番号を付けてくれませんが、815黒点群です) アラスカで撮影された、オーロラの様子(30分間)。満月近い月のため、明るい雪景色の中でオーロラが光っています。 (c) NICT/SALMON シベリアのオーロラ帯の磁場データ。3日分のデータを示しています。右端の3分の1が昨日のデータです。 (c) NICT SOHO衛星のEIT284カメラの映像 (c) SOHO (ESA & NASA)
ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SEC 沖縄の磁場擾乱 下へ下がるほど、擾乱が発達している事を意味します。 (c) NICT GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SEC SOHO衛星のMDIカメラによる太陽黒点 (c) SOHO (ESA & NASA) 27日の太陽周期に合わせたデータプロット (太陽風版) 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
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