宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙天気システムグループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2005/10/15 09:53 更新 太陽風の速度がとても遅くなっていて(320km/秒)、磁気圏はとても静かです。太陽活動も静かです。 担当 篠原 太陽風の速度がかなり遅くなっています。 昨日のニュースの380km/秒から更に低下が続き、現在は320km/秒にまで落ちています。 磁場強度は4nT前後で普通の強さですが、南北成分は北寄りに推移しています。 北寄りであることと、速度がとても下がっているために、磁気圏内のオーロラ活動はとても静かです。 シベリアの磁場データ(3日分)をご覧下さい。 昨日のデータ(右寄りの3分の1)には全く変化が見えていません。 コロナホールの影響で太陽風に乱れが発生するだろうと書いてきましたが、 まだそれに対応する変化は見えていません。 コロナホールが小さなものでしたので、目立った影響が見られないままという可能性もあります。 一方、27日周期の図を見ると、そろそろ太陽風磁場のセクター境界が現れそうです。 あるいは、太陽風の乱れとセクターの切り替わりが同じくらいのタイミングで、 これからやってくるかもしれません。 太陽のフレア活動も、とても静かな状態です。 X線のグラフには全く変化が見られません。 太陽写真では東の端(左端)に、小さな黒点らしき姿が1個見えています。 活発に活動している黒点群ではなさそうです。 シベリアのオーロラ帯の磁場データ。3日分のデータを示しています。右端の3分の1が昨日のデータです。 (c) NICT SOHO衛星のEIT284カメラの映像 (c) SOHO (ESA & NASA)
ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SEC 沖縄の磁場擾乱 下へ下がるほど、擾乱が発達している事を意味します。 (c) NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット (太陽風版) 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) NOAA/SEC SOHO衛星のMDIカメラによる太陽黒点 (c) SOHO (ESA & NASA) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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