宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙天気システムグループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2005/10/11 12:34 更新 高速の太陽風が続いています(620km/秒)。放射線帯の高エネルギー電子が増加しています。 担当 篠原 太陽風が高速状態を保っています。 ACEのデータを見ると、620km/秒と高速のままでほぼ安定しています。 なかなか高速風領域を抜けません。 SOHO EIT284の太陽写真では、コロナホールは既に西の端に去りつつあるので、 次第に速度は下がっていくでしょう。 太陽風の磁場は5nTと通常の強さです。 地球への影響が大きい磁場南北成分は、細かく振動しています。 あまり目立った南向きは見られないので、磁気圏は比較的穏やかの様です。 今後、速度が下がりますので、更に静かな状態が続くでしょう。 放射線帯の高エネルギー電子がさらに増加しています。 GOES10(青線)が警戒ラインである10の4乗の線を越えました。 明日以降、更に増加する可能性がありますので、注意が必要です。 とても静かな太陽活動です。 太陽面は黒点がほとんど見えない状態です。 SOHO EIT284の写真を見ると、太陽の中心やや下寄りに大きく明るい領域があるのですが、 ここにも黒点は見えていません(かすかに写っているようにも見えます)。 X線のグラフはとても静かで、全くと言っていいほど変化がありません。 SOHO衛星のEIT284カメラの映像 (c) SOHO (ESA & NASA)
ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SEC 沖縄の磁場擾乱 下へ下がるほど、擾乱が発達している事を意味します。 (c) NICT GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化 (c) NOAA/SEC SOHO衛星のMDIカメラによる太陽黒点 (c) SOHO (ESA & NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SEC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット (太陽風版) 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
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