宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙天気システムグループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2005/10/ 4 13:06 更新 太陽風速度は下がっています(380km/秒)。放射線帯の高エネルギー電子が増加しています。 担当 篠原 太陽風の速度は一段と低下して、380km/秒に下がっています。 磁場強度は4nT。小さな振幅で南北に振動が見られています。 AEデータに障害が発生しているようで、プロットが止まっています。 しかし、太陽風の速度が下がっていますので、大きなオーロラ活動は起こしていないでしょう。 太陽風はこのまま穏やかな状態が続き、磁気圏も静穏を保つと思われます。 SOHO EIT284の太陽写真を見ると、太陽の左半分のところにコロナホールが見えています。 周囲もやや暗くなっているため、見にくくなっています。 次の太陽風の乱れは、このコロナホールによるものとなるでしょう。 5〜6日後くらいに、地球に影響を及ぼす位置に来そうです。 また、この写真では、太陽の東端(左端)がかなり明るくなっています。 間もなく、新しい黒点群が上がって来ると思われます。 現在の太陽面には黒点は見られません。 X線のグラフも低いままで、フレア活動は穏やかです。 放射線帯の高エネルギー電子が更に増加して、警戒ラインである10の4乗の線に近づいています。 明日、更に増加すると警戒ラインを越える事になります。 衛星の運用では支障が発生しやすくなりますので、注意が必要です。 SOHO衛星のEIT284カメラの映像 (c) SOHO (ESA & NASA)
ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SEC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT SOHO衛星のMDIカメラによる太陽黒点 (c) SOHO (ESA & NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SEC GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化 (c) NOAA/SEC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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