宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙天気システムグループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2005/ 9/29 14:48 更新 太陽、太陽風と穏やかです。小規模なオーロラ活動は見られますが、磁気圏も穏やかです。 担当 篠原 太陽風は、速度が370〜400km/秒の間でゆっくりと変化しています。 通常の速度レベルで、穏やかな状態です。 太陽風の磁場も強度が5nT前後で普通の状態です。 このACEの図の前半部分で、-3nT程度の弱い南向きが比較的長い時間続いています。 オーロラの活動度を示しているAE指数のグラフを見ると、 この太陽風磁場南向きに対応して、 図の前半部分で300nT程度の弱い活動が連続的に観測されています。 太陽風が穏やかな状態ですので、オーロラ活動も小さなものにとどまっています。 ACEの図では、後半は太陽風磁場の南向きは非常に小さくなっており、 オーロラ活動もほとんど見られなくなっています。 太陽風はこのまま穏やかな状態が続きそうです。 地球の磁気圏もこのまま穏やかに推移するでしょう。 太陽黒点では、810黒点群が西に没しつつあります。 太陽のほぼ中心に812群がありますが、黒点はとても小さく、 目を凝らさないと写真でも気づかないくらいです。 フレア活動は非常に静穏で、GOES衛星のX線グラフには何の変化も見られません。 昨日より学会参加のため京都に来ています。 土曜日にかけて更新が不定期になります。ご了承ください。 SOHO衛星のEIT284カメラの映像 (c) SOHO (ESA & NASA)
ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SEC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT SOHO衛星のMDIカメラによる太陽黒点 (c) SOHO (ESA & NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SEC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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