宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙天気システムグループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2005/10/ 1 15:20 更新 太陽風の速度が550km/秒に上昇しています。太陽は静穏です。 担当 篠原 太陽風の速度が急に上昇しています。 10月1日4時(世界時9月30日19時)ころから上昇を始め、 4時間ほどかけて550km/秒に上がりました。 変化の様子からコロナホールと関係していそうですが、 SOHOの写真では、目立ったコロナホールは見えていませんでした。 3日ほど前の写真に見えていた、とても小さいコロナホールの影響が来ているのでしょうか。 速度の上昇に先立って、太陽風の磁場が10nTくらいに強まりました。 南向きが現れていて、オーロラ活動を、ポン、ポンと数回起こしています。 まだ速度が遅かったので、それほど大きな活動にはつながっていません。 現在は太陽風の磁場強度は5nTに戻っています。 数nT程度の南向き磁場が時々現れている様ですので、 速度が上がっている事と重なって、オーロラ活動がやや活発になるかもしれません。 ただ、太陽の様子から考えて、高速の太陽風はそれほど長い時間続かないのではないでしょうか。 太陽のフレア活動は現在もとても静穏です。 812黒点群は姿を消したようです。 写真を見ると、812群の番号のすぐ左上に別の小さな黒点が1個見えている様です。 明日には番号がつけられているかもしれません。 太陽は穏やかな状態が続くでしょう。 SOHO衛星のEIT284カメラの映像 (c) SOHO (ESA & NASA)
ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SEC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SEC SOHO衛星のMDIカメラによる太陽黒点 (c) SOHO (ESA & NASA) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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