宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙天気システムグループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2005/ 9/30 13:26 更新 太陽風は360km/秒と低速です。小規模なオーロラ活動が見られています。太陽フレアは穏やかです。 担当 篠原 ACE衛星の観測によると、太陽風は速度が400km/秒から360km/秒へ下がり、低速になっています。 太陽風の磁場は、6nTにやや上がったり、2nTに落ち込んだりと、微妙な変化を見せています。 オーロラ活動へ影響が大きくなる太陽風磁場の南向き成分は、 今日の図の前半に-3nTが9時間程度続いています。 このため、この時間帯にAE指数で小規模のオーロラ活動が観測されています。 規模が小さいのは、速度が普通の速さだったことと、南向き磁場もたいした強さではなかったためです。 図の後半に入ると、太陽風磁場の南向きはほぼ無くなり、 それとともにオーロラ活動も見られなくなっています。 ここ数日、同じような太陽風、磁気圏活動の変化が続いている印象です。 SOHO EIT284の太陽写真を見ると、南の端にコロナホールが見えていますが、 ここは緯度が高過ぎて地球へは影響は及びません。 太陽の中心付近はのっぺりとしていて、均一な見え方をしています。 これからも現在のような穏やかな太陽風が続きそうです。 太陽のフレア活動も、とても静かです。 X線のグラフは下がりきっていて、ほとんど変化も無い状態です。 黒点は中心に小さな812群が1個見えているだけです。 SOHO衛星のEIT284カメラの映像 (c) SOHO (ESA & NASA)
ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SEC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SEC SOHO衛星のMDIカメラによる太陽黒点 (c) SOHO (ESA & NASA) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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