宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙天気システムグループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2005/ 9/26 10:39 更新 宇宙天気は穏やかな状態が続いています。太陽風の速度が400km/秒にやや上がりました。 担当 篠原 ACE衛星の観測によると、太陽風の速度がやや上昇して、400km/秒に上がっています。 かなり遅かったものが普通の速度に戻った、と言えます。 また、磁場強度も5nTから8nTにやや強まるなど(最新の部分では5nTに下がっています)、 小規模の変化が太陽風に発生しています。 地球の磁気圏へは、ACEの図の真ん中付近に見える、-8nTの強めの南向き磁場の影響が見られた程度です その時間帯に、AE指数では500nTの小規模の変化が見えています。 オーロラ活動は概ね静穏です。 一方、放射線帯の高エネルギー電子のグラフを見ると、太陽風磁場が大きく南を向いた時間帯に、 急に密度が増加する変化が見られています。 太陽風の影響で、磁気圏の中が急に動かされたということでしょうか。 現在は下がっていて、静穏レベルです。 SOHO EIT284の太陽写真を見ると、南半球(下側)に細長くコロナホールが見えていて、 その北側の先端(上端)が地球に影響を及ぼす位置に来つつあります。 明日以降、太陽風にいくらかの乱れが発生するかもしれません。 ただし、全体的に南側に寄りすぎていますので、地球へ大きな影響を及ぼすことはなさそうです。 太陽のフレア活動はとても静かです。 黒点群は810、812の2群で、昨日と変わっていません。 このまま穏やかな状態が続くでしょう。 SOHO衛星のEIT284カメラの映像 (c) SOHO (ESA & NASA)
ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SEC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化 (c) NOAA/SEC GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SEC SOHO衛星のMDIカメラによる太陽黒点 (c) SOHO (ESA & NASA) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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