宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙天気システムグループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2005/ 9/28 12:37 更新 太陽風は概ね穏やかです。小規模なオーロラ活動が続いています。 担当 篠原 太陽風は速度が400km/秒から380km/秒へやや下がっています。 今のところコロナホールの影響は見られず、穏やかな太陽風が続いています。 太陽風磁場の南北成分は-3nT程度の弱い南向きが頻繁に現れています。 このため、激しい活動ではありませんが、オーロラが比較的連続して発生しているようです。 AE指数のグラフでは500nT前後の変化が観測されています。 昨夜はアラスカが久しぶりに好天に恵まれ、ライブカメラで美しいオーロラが撮影されていました。 AE指数にあるようにオーロラ活動は比較的小規模でも、頭上で活動してくれれば、 この様な美しい光の帯を観望する事ができます。 今日は再び曇ってしまっていますが、この後どうなるでしょうか。 日本時間の午後から深夜にかけてがオーロラ観望のチャンスです。 さて、SOHO EIT284の太陽写真を掲載していますが、これは1日遅れの27日の写真です。 従って、現在のコロナホールの位置は、写真よりも更に西に寄っています。 そろそろ影響が発生しなければ、以後はこのまま穏やかな太陽風が続きそうです。 ただし、影響が現れても、乱れは小規模にとどまるでしょう。 27日周期の図を掲載していますが、これを見ると、前周期の9月2〜5日にかけて太陽風が乱れています。 これは突発的な現象による乱れですので、今回繰り返すことはありません。 太陽風が今日いっぱい穏やかだった場合は、このまま1週間くらい穏やかな日が続くかもしれません。 太陽黒点は810群が次第に西に傾いてきました。 このまま行くと、明後日くらいには小さな812黒点群が見えるだけになりそうです。 X線の強度は下がりきっており、とても穏やかです。 放射線帯の高エネルギー電子は密度の低い状態が続いています。こちらも穏やかです。 昨夜、アラスカの夜空を飾ったオーロラ。 (c) NICT/SALMON SOHO衛星のEIT284カメラの映像 (c) SOHO (ESA & NASA)
ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SEC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット (太陽風版) 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) SOHO (ESA & NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SEC GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化 (c) NOAA/SEC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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