宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙天気システムグループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2005/ 9/27 10:42 更新 太陽風磁場南向きの影響で、オーロラがやや活発になりました。太陽風速度は400km/秒と通常の状態です。 担当 篠原 北極域のオーロラの活動度を示しているAE指数によると、 昨夜はオーロラがやや活発に発生していたようです。 500nT前後の小規模の変化が数回にわたって観測されています。 太陽風のデータを見ると、オーロラが活動していた時間帯に、 太陽風磁場が-5nT程度の南向きになっていたことが分かります。 この影響でオーロラ活動が刺激されたのでしょう。 太陽風の速度が400km/秒と通常のレベルだったこと、 -5nTという磁場強度も特に強い値ではないので、比較的小規模のオーロラ活動が発生したのでしょう。 太陽風磁場のセクター境界が来ています。 27日周期の図を参照すると、今回の切り替わりは前周期より1日早まった程度で、 ほぼ同じ位置で起こったと言えます。 また、太陽風の状況には目立った変化は発生していません。 太陽の南側に見える細長いコロナホールの影響が、これから太陽風に見られるかもしれません。 コロナホールが南側に寄っているので、あまり大きな影響はないのではないかと思いますが、 位置的には、そろそろ地球へ高速風が届く頃です。 太陽は静穏な状態が続いています。 GOES衛星のX線グラフには、目立ったフレア活動は観測されていません。 見えている黒点群は昨日同様、810、812の2つの黒点群です。 規模もほとんど変化ありません。 今後も穏やかな状態が続きそうです。 SOHO衛星のEIT284カメラの映像 (c) SOHO (ESA & NASA)
リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SEC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット (太陽風版) 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) NOAA/SEC SOHO衛星のMDIカメラによる太陽黒点 (c) SOHO (ESA & NASA) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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