宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙天気システムグループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2005/ 9/25 13:37 更新 太陽、太陽風、磁気圏といずれも穏やかな状態です。 担当 篠原 太陽風は静穏な状態が続いています。 速度は320km/秒前後でかなり遅くなっています。 昨日、太陽風磁場のセクター境界を越えたようです。 27日周期の図の、2列目の青線をご覧下さい。 太陽風の磁場のおおまかな方向が、「太陽から地球向き(A)」から「地球から太陽向き(T)」に変わりました。 このこと自体は宇宙天気には目立った影響は及ぼしません。 また、境界の前後の領域で、太陽風の状態に目立った変化はありませんでした。 太陽風磁場は、南北成分を見ると南寄りから北寄りに傾向が変わったようです。 このことと、速度がたいへん遅いこととが重なって、 オーロラ活動を示すAE指数にはほとんど変化が現れていません。 磁気圏の活動も非常に穏やかになっています。 この穏やかな状態はしばらく続くでしょう。 太陽のフレア活動も一段と静穏になっています。 GOES衛星のX線データのバックグラウンドレベルは一段と下がっています。 太陽の中心付近にある810黒点群は、更に規模を縮小しているようで、ほとんど活動は見られていません。 812黒点群が太陽の東から上がってきましたが、規模は小さなものです。 太陽も穏やかな状態が続くでしょう。 警戒レベルを切った放射線帯の高エネルギー電子ですが、 そのまま下がった状態で安定しています。 SOHO衛星のEIT284カメラの映像 (c) SOHO (ESA & NASA)
ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SEC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット (太陽風版) 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) SOHO (ESA & NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SEC GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化 (c) NOAA/SEC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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