宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙天気システムグループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2005/ 9/24 12:53 更新 太陽風が320km/秒とかなり遅くなっています。磁気圏は静穏です。SOHO衛星の太陽観測が再開しています。 担当 篠原 SOHO EIT284の太陽観測が再開されました。 ここまでの観測停止は機器の故障によるものではなく、衛星の軌道に原因があります。 SOHO衛星は、定期的に観測が中断する期間を迎えます。 さて、その太陽写真ですが、太陽の南半球(下半分)側に細長くコロナホールが見えています。 これは前周期はもっと太かったのですが、規模が小さくなっているようです。 地球への目立った影響はないでしょう。 今後の太陽風は穏やかな状態が続きそうです。 現在の太陽風ですが、ACE衛星の観測によると速度が更に低下して、320km/秒にまで下がっています。 磁場強度は4nT。 -2〜-3nTの南向きが続く時間が長く見られています。 速度が遅くなっているため、オーロラ活動が発生してはいますが、規模は小さくなっています。 AEのグラフを見ると、変化の大きさがどんどん小さくなっています。 放射線帯の高エネルギー電子が、久しぶりに警戒ラインを割りました。 昨日、一気に密度を低下させています。 最大で10の5乗に達した高レベル状態は、1週間近く続きました。 太陽面では、810黒点群が太陽のほぼ中央に来ています。 23日15時(世界時23日6時)頃にC1の小さな小規模フレアが発生しています。 810黒点群が発生源とのことです。 この他に目立った活動は無く、太陽のフレア活動は穏やかな状態が続くでしょう。 SOHO衛星のEIT284カメラの映像 (c) SOHO (ESA & NASA)
ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SEC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化 (c) NOAA/SEC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット (太陽風版) 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) SOHO (ESA & NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SEC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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