宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙天気システムグループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2005/ 9/22 13:08 更新 太陽および太陽風、地球磁気圏は静穏です。放射線帯の高エネルギー電子は高いレベルです。 担当 篠原 太陽面は黒点群はひとつ、810群だけが見えています。 フレア活動は目立ったフレアはなく、 Cクラスに及ばないとても小さなものが観測されているだけです。 太陽はこのまま静穏状態が続くでしょう。 太陽風はゆっくりと速度を下げています。 22日3時(世界時21日18時)に、速度が20km/秒ほど急に上昇する不連続な変化が発生しています。 とても小さな変化で、磁気圏への影響はありません。 現在の太陽風速度は340km/秒でだいぶ遅くなっています。 磁場強度は5nTで普通の状態。 -2nTの弱い南向きが続いていたので、弱いオーロラ活動が発生しています。 アラスカのライブカメラでも、雲の間からオーロラの光を見る事ができています。 規模は小さくても、頭上で輝いてくれれば、なかなかきれいな光を見る事ができます。 今後も磁気圏の活動は静かな状態が続くでしょう。 放射線帯の高エネルギー電子は高い状態が続いています。 基本的に減少して行く方向ですが、そのペースはとてもゆっくりです。 警戒状態が長く続いています。 SOHO衛星のMDIカメラによる太陽黒点 (c) SOHO (ESA & NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SEC ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SEC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化 (c) NOAA/SEC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット (太陽風版) 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
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