宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙天気システムグループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2005/ 9/19 13:29 更新 太陽のフレア活動は穏やかになりました。太陽風はやや高速で、小規模のオーロラ活動が見えています。 担当 篠原 808黒点群は規模もかなり小さくなり、西の端に近づいています。 大きなフレアも起こさなくなっています。 昨日の18日13時(世界時18日4時)にC3.8の小規模フレアを、 先ほど19日12時半(世界時19日3時半)にC3.8の小規模フレアを起こした程度です。 一方、東の端(左端)から新しく810黒点群が上ってきました。 太陽風は速度500km/秒前後で、やや高速の状態です。 太陽風磁場は強度5nT。南北に振動するような変化が見えています(赤線)。 オーロラ活動は小規模の変化が見られています。 AE指数の図では、前半部分に500nT程度の活動が続いています。 ここは、ACEの図で、太陽風磁場が南寄りに振動していたところと一致しています。 今後の太陽風の変化ですが、SOHO EIT284カメラの観測が停止しているため、 コロナホールなどの状況が分かりません。 前周期の太陽写真を参考にすると、この時期に小規模のコロナホールが太陽の南側にあった事が分かります。 この影響が明日あたりに見られるかもしれません。 27日周期の前周期(8月24日頃)に見られる高速風は、CMEによる周期性のない変化ですので、参考にはなりません。 そのもうひとつ前の周期(7月28日頃)には、速度が600km/秒くらいまで上昇しています。 放射線帯の高エネルギー電子密度は非常に高い状態が続いています。 今日も10の5乗の線を越えるレベルで推移しています。 減少はゆっくりになりますので、衛星運用では引き続き注意が必要です。 SOHO衛星のEIT284カメラの映像 (c) SOHO (ESA & NASA)
SOHO衛星のMDIカメラによる太陽黒点 (c) SOHO (ESA & NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SEC ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SEC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット (太陽風版) 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) NOAA/SEC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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