宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙天気システムグループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2005/ 9/18 10:02 更新 M9.8の大きな中規模フレアが発生しています。太陽風は高速で(550km/秒)、オーロラも活発です。 担当 篠原 黒点写真を見ると、808黒点群は縮小傾向にあるようです。 今日の写真では更に規模が小さくなっているように見えます。 また、位置も次第に西寄り(右寄り)になっており、 大きな活動を起こしても地球への影響は小さくなります。 それでも、昨日、17日15時(世界時17日6時)にM9.8と、 ほとんどXクラスに達しそうな大きめの中規模フレアが発生しています。 CME(太陽ガスの放出現象)は見られませんので、太陽風の乱れにはつながらないでしょう。 808群の規模そのものはまだ大きいですので、引き続き中規模フレアなどへの注意は必要です。 太陽風は速度550〜600km/秒と高速状態が続いています。 太陽風磁場も-3〜-5nT程度の南向きが頻繁に現れています。 そのためオーロラ活動も断続的に発生しているようです。 500〜1000nTと大きな活動ではなかった様ですが、AE指数に変化がいくつも観測されています。 一連のフレア活動による太陽風の乱れは終わり、 太陽風はこの後次第に穏やかになっていくでしょう。 放射線帯の高エネルギー電子はとても強い状態が続いています。 今日も10の5乗に達するレベルが続いています。 GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SEC SOHO衛星のMDIカメラによる太陽黒点 (c) SOHO (ESA & NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SEC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化 (c) NOAA/SEC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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