宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙天気システムグループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2005/ 8/28 12:43 更新 太陽風は通常の速度にもどりました。放射線帯の高エネルギー電子密度の高い状態が続いています。 担当 篠原 太陽風は速度が更に低下を続けて、通常レベルの400km/秒に戻りました。 磁場強度は5nTで、こちらも普通の状態です。 -4nT程度の南向きが続く時間帯が見られ、この時にオーロラがやや活動的になっています。 ただ、速度が下がっているために活動は小規模で、 AE指数で300nTの小さな変動が見られている程度です。 太陽風はこのまま比較的穏やかな状態をしばらく続けそうです。 SOHO EIT284の太陽写真では、中心からやや下の部分にコロナホールが見えています。 27日周期の図で前周期の変化を見ると、8月1日の突発的な変動と重なってしまっているのですが、 8月2〜3日にかけて速度が450〜500km/秒に上がる変化が見られています。 あるいは、この弱い高速風がコロナホールの影響によるものかもしれません。 明日以降変化が見られるかどうか、注目したい所です。 いずれにせよ、小規模な影響にとどまるでしょう。 放射線帯の高エネルギー電子は現在も高いレベルを保っています。 磁気圏の静穏状態が続くと、こちらはゆっくりとしか減少しません。 しばらく警戒状態が続きそうです。 太陽では、803黒点群がC1の小規模フレアを起こしています。 黒点が薄くなって見にくくなっていますが、磁場の複雑さを保っており、 中規模フレアなどを発生させる可能性があります。 SOHO衛星のEIT284カメラの映像 (c) SOHO (ESA & NASA)
ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SEC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット (太陽風版) 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) NOAA/SEC SOHO衛星のMDIカメラによる太陽黒点 (c) SOHO (ESA & NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SEC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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