宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

 
当時「情報通信研究機構宇宙天気システムグループ」よりお届けした記事です
太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

リアルタイムデータ
27日周期 (NICT)
短期太陽風電子
太陽黒点 (SOHO)
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これまでの経過 (過去のニュースの全リスト)
2005/ 8/17 13:12 高速の太陽風が続いています(650km/秒)。磁気圏はやや活発になっています。
2005/ 8/18 10:37 コロナホールによる高速の太陽風が続いています(680km/秒)。磁気圏は比較的穏やかです。
2005/ 8/19 12:47 太陽風の速度は下がり始めました。高速風領域を抜けつつあるようです。放射線帯の高エネルギー電子が増加しています。
2005/ 8/20 16:20 太陽風は通常の速度にほぼ戻っています(440km/秒)。798黒点群が急に大きくなっています。
2005/ 8/21 12:54 太陽風は穏やかです。オーロラ活動もほとんど見られません。
最新のニュース

2005/ 8/22 11:43 更新
昨夜より太陽風の速度が上昇して乱れています。今朝、M2.8の中規模フレアが発生しました.

担当 篠原

太陽風に急な乱れが発生しました.
ACE衛星の観測によると、22日0時(世界時21日15時)頃に、
太陽風の速度が400km/秒から520km/秒に急に上昇し、磁場強度も15nT近くに強まりました。
太陽風磁場の大まかな方向も「地球から太陽方向」から「太陽から地球方向」へと切り替わっています。

原因についてははっきりとは分かりません。
数日前のニュースで書いていた、南に寄って見えていたコロナホールの影響というのが考えられます。
しかし、それにしては速度の上がり方が急すぎる印象もあります。

乱れが発生した後、太陽風の磁場は弱い南向きを続けています。
このため、AE指数には小規模の300nT程度の変化が連続的に発生しています。
磁場強度は現在も10nT弱あり、急に大きく南を向くような変化が発生すると、
オーロラ活動も一気に活発化するでしょう。

この変化にともなって、放射線帯の高エネルギー電子は密度を下げています。
警戒ラインから一段下がっています。

太陽では、とうとう798黒点群がフレア活動を開始したようです。
今朝、22日10時(世界時22日1時)にM2.8の中規模フレアを発生させています。
798群は21日19時(世界時21日10時)にもC2.8の小規模フレアを起こしています。
現在も規模は大きく、注意が必要でしょう。

中規模フレアに伴って、CME(太陽ガスの放出現象)も起こっている可能性があります。
その場合、現在の黒点群の位置から考えて、地球へも影響が及びそうです。



SOHO衛星EIT284カメラの映像
(c) SOHO (ESA & NASA)

最新映像


ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SEC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット (太陽風版)
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) NICT
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化
(c) NOAA/SEC



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SEC



SOHO衛星のMDIカメラによる太陽黒点
(c) SOHO (ESA & NASA)





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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。