宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙天気システムグループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2005/ 8/20 16:20 更新 太陽風は通常の速度にほぼ戻っています(440km/秒)。798黒点群が急に大きくなっています。 担当 篠原 太陽風の速度は低下を続け、440km/秒とほぼ通常のレベルまで下がりました。 磁場強度も3nTと弱く、太陽風は穏やかになったと言えます。 磁気圏の活動度もすっかり弱まり、 AE指数のグラフには小さな変化が2カ所ほどで現れている程度です。 太陽風はこのまま4日程度は穏やかな状態が続くでしょう。 その後、コロナホールの影響で速度が再び上昇するかもしれません。 SOHO EIT284の2枚の太陽写真をご覧下さい。 右は27日前の太陽の様子です。 太陽の中心からやや左にコロナホールが見えています。 しかし、左の最新の写真では、このコロナホールは小さくしかも南(下側)へ移動した様に見えています。 このため、地球への影響度が下がっている可能性があります。 27日前の変化を参考にすると、地球に影響が現れ始めるのは8月24日頃です。 放射線帯の高エネルギー電子は、警戒ライン近くまで上がったところで止まっています。 GOES10が、警戒ラインぎりぎりのレベルまで上昇し、GOES12はそのレベルまでは達していません。 明日にかけて様子を見る必要はありますが、大きな上昇はなさそうです。 太陽では、様子が798黒点群が急に規模を拡大しています。 昨日の写真ではほんの点1つの黒点でしたが、 今日の写真では、大きな黒点が2つと、その周囲にも小さな黒点が分布しています。 今のところ、フレア活動は穏やかですが、規模を急に拡大していますので、今後の展開に注意が必要でしょう。 SOHO衛星のEIT284カメラの映像 (c) SOHO (ESA & NASA)
ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SEC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット (太陽風版) 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) NOAA/SEC SOHO衛星のMDIカメラによる太陽黒点 (c) SOHO (ESA & NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SEC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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