宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙天気システムグループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2005/ 8/15 11:22 更新 太陽風の速度は下がり、太陽風は穏やかになっています。明日以降、高速太陽風に注意が必要です。 担当 篠原 セクター境界とともに発生した太陽風の乱れは、終息しつつあります。 速度は低下を続けており、420km/秒と普通のレベルに戻りました。 磁場強度は5nTと既に普通の状態です。 おおむね北寄りに推移しており、磁気圏は静穏な状態が続いています。 AE指数のグラフには小さな変動しか観測されていません。 太陽風はこのまま明日までは穏やかな状態が続きそうです。 明日以降、コロナホールによる太陽風の乱れが発生すると予想されます。 SOHO衛星から最新の画像が届いていないのですが、 太陽の赤道付近に見えていたコロナホールから吹き出した高速の太陽風が、 明日か明後日ころに地球に届く様になります。 速度上昇とともに、太陽風磁場が南を向く様になると、 磁気嵐が発達したり、オーロラ活動が活発になります。 27日周期の図を使って、前回のこのコロナホールの影響を調べると、 世界時で7月20日から太陽風の速度の上昇が発生していました。 これは今周期の8月16日にあたります。 速度は2日ほどかけて上昇し、最大で600km/秒を越える程度まで上がりました(7月21から22日)。 この時は、オーロラも活発に発生していたようです。 今周期はどのようになるでしょうか。 太陽面では797黒点群が更に発達を続けています。 だいぶ黒点群としても立派になってきました。 しかし、フレアはほとんど起こしておらず、宇宙天気的には静穏な状態が続いています。 ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SEC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット (太陽風版) 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) SOHO (ESA & NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SEC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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