宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙天気システムグループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2005/ 7/30 12:06 更新 高速の太陽風が続いています(550km/秒)。オーロラも活発です。792黒点群がよく見える様になりました。 担当 篠原 地球はまだ高速太陽風領域に入っています。 太陽風はやや速度を下げたものの、現在も550km/秒と高速状態を続けています。 磁場強度は5nT。-5nT程度の南向きになる時間が頻繁に見られています。 そのため、オーロラ活動も刺激を受けて活発に続いています。 AE指数のグラフを見ると、500nT前後の小規模な活動が連続的に見られていて、 最大では1000nTの変動が観測されています。 SOHO EIT195の太陽写真を見ると、コロナホールは西に抜けつつあります。 このため、高速風領域は後半に入っていると思われます。 これから緩やかに速度は低下して行き、明日から明後日にかけて通常レベルに戻って行くでしょう。 このところ活発にフレアを起こしていた792黒点群の姿が、太陽の東側にしっかり見えてきました。 昨日朝のM4.8中規模フレア以降は、C3.4の小規模フレアを起こしただけで、一息ついているかの様です。 黒点群としては規模も大きく、磁場の構造も複雑で、エネルギーをまだ蓄えていると考えられます。 今後もフレア活動に注意が必要でしょう。 M4.8フレアに続いて見えていたCME(太陽ガスの放出現象)の動画を掲載しています。 真横に飛んでいますので、とてもきれいにCMEの構造が見えています。 活発な太陽活動の影響で、太陽放射線(非常に高速のプロトン粒子)が高いレベルを保っています。 昨日からやや上がって、30PFUになっています。 引き続き注意が必要です。 7月29日6時半(世界時28日21時半)M4.8フレアによるCME(太陽ガスの放出現象)。SOHO LASCO C3による。 (c) ESA & NASA SOHO衛星のEIT284カメラの映像 (c) SOHO (ESA & NASA)
ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SEC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット (太陽風版) 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) SOHO (ESA & NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SEC GOES衛星の太陽放射線データ (c) NOAA/SEC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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