宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙天気システムグループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2005/ 7/ 5 10:23 更新 黒点群がとても多くなっていますが、目立ったフレアは発生していません。太陽風、磁気圏は静穏です。 担当 篠原 太陽面は781群から788群まで、8つの黒点群が分布していてとてもにぎやかです。 今のところ、目立ったフレア活動は発生していませんが、 GOES衛星のX線動画を見ると、ちかちかと小さな輝きがあちこちで発生しています。 中でも786、783の群は規模も大きく、中小規模のフレアを発生させるかもしれません。 太陽風は速度が420km/秒まで下がり、通常の状態に戻ったと言えます。 磁気圏も静穏で、AE指数には小さな変化しか見えていません。 太陽風はこれからしばらく穏やかな状態が続きそうです。 SOHO EIT284の写真を見ると、東南(左下)の部分がやや暗く見えていてコロナホールの可能性もあります。 明日、明後日になるともう少し詳しく分かるでしょう。 ただし、高緯度側に寄っている(下の端に近い)ので、そもそも影響は大きくなさそうです。 27日周期の図を見ると、6月12日に大きな太陽風磁場の乱れが発生していますが、 これはCMEなどの突発的な現象によるものと考えられます。 今周期の参考にするには注意が必要です。 放射線帯の高エネルギー電子の密度増加は止まっています。 警戒レベルに近づく事はありませんでした。 SOHO衛星のEIT284カメラの映像 (c) SOHO (ESA & NASA)
SOHO衛星のMDIカメラによる太陽黒点 (c) SOHO (ESA & NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SEC ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SEC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット (太陽風版) 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) NOAA/SEC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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