宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙天気システムグループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2005/ 7/ 4 10:06 更新 太陽風速度は低下して、通常の速度に近づいています(450km/秒)。太陽面で黒点群が増加してとてもにぎやかです。 担当 篠原 地球はコロナホールによる高速の太陽風領域を抜けつつあります。 昨日以降も、太陽風の速度は順調に低下を続け、現在450km/秒にまで下がっています。 太陽風磁場は強度が4nTで通常の強さです。 南北成分は南北に揺れていますが、速度、磁場強度ともに大きなものではないため、 大きな磁気圏活動は起こっていません。 AE指数のグラフでは、500nT程度の小規模活動が現れている程度です。 太陽風は更に速度を下げ、穏やかになっていくでしょう。 今のところ新しいコロナホールも見えず、太陽風は穏やかな状態が続きそうです。 これから、放射線帯の高エネルギー電子が増加する可能性があります。 まだ警戒レベルよりもずっと下ですが、GOESの観測では電子密度の増加が観測されています。 衛星の運用などでは、今後の電子密度の変化に注意が必要でしょう。 太陽面はとてもにぎやかになっています。 781から788まで8つの黒点群が分布しています。 782、786群が小規模フレアを起こしていますし、 783群も黒点分布が複雑化していて、エネルギーがたまっているようです。 今後も中小規模のフレアが発生する可能性があります。 ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SEC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット (太陽風版) 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) NOAA/SEC SOHO衛星のMDIカメラによる太陽黒点 (c) SOHO (ESA & NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SEC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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